【ライティング】取り扱い注意な「！」の使い方

 

ライティングに関する

わりと大事なお話になります。

 

テーマはこちら。

「！」の使い方

通称「ビックリマーク」

「エクスクラメーション・マーク (exclamation mark)」

 

「！」の取り扱いは常々考えていました。

 

ぼくは基本、あまり使いません。

メルマガでも、よほど嬉しいことでもない限り

「！」は使いません。

 

年齢的（40代後半）なこともありますが、

 

20時過ぎに、このメールを開ける読者のことを考えると

「！」で疲れさせるのがイヤなんですよね(^_^;)

 

あと個人的に気になっているのが

「本の書き始め」です。

大体みなさんこんな風に始めますよね。

 

はじめまして！

わたしの本を手にとっていただき、

ありがとうございます！

 

（ここまで）

これって自分の「テンションの押し付け」のような 気がするんです。

 

本を手に取った人が、

たまたま１週間前に母を亡くしたかもしれない

彼氏に振られて落ち込んでいるかもしれない

夏バテで食欲がないかもしれない

 

だからぼくは、本の書き始めに「！」は使いません。

 

「作家のテンションは落ち着いていて欲しい」

……という願いもあったりします。

 

そのかわり、

ここぞという場面で使うと

「ああ、本当に嬉しかったんだな」とか

「本当にびっくりしたんだな」とか思ってもらえます。

 

……！

 

みたいに「息が詰まるほど驚く」という場面でも使えます。

なんて色々考えてしまいました。

 

勢いは出ますが、同時に軽さも出てしまう。

「！」の取り扱いにはご注意くださいませ。

 

 

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