【ライティング】下手なライティング教材も真っ青な「大逆転裁判」
冗談でしょう?
そんな風に思う人がいるかもしれませんが、
ぼくの文章のお手本の一つに「ゲーム」があります。
それが「大逆転裁判」です。
目次
逆転裁判シリーズ
カプコンの看板商品の一つ「逆転裁判」
その中でぼくが一番好きなタイトルが「大逆転裁判」です。
まず「殺人事件」が起こります。
この時点で犯人は分かっていることが多いです。
「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」と同じパターンです。
プレーヤーは弁護士となり、
「捜査」をして「証言」や「証拠」を集めます。
その上で「裁判」に挑み、依頼人の「無罪」を勝ち取る。
これが大きなゲームの流れです。
なぜ文章力が鍛えられるのか?
このゲームのテキストは画面下に2行で表示されます。
例えばこんな感じです。
《真実》は人をキズつけて……、時には
人を絶望にフチに叩き落とすこともあります。
そこで《真実》を隠すものがいる。
それは〝本能〟というやつなのか?
でも……《真実》から目をそらした瞬間
そこに〝闇〟が生まれる。(大逆転裁判より引用)
お気づきでしょうか。
基本、文章は2行でまとめられています。
これがゲームの最後まで続くので
「読みやすい文章のテンポ」が叩き込まれます。
しかも《真実》〝闇〟など
強調すべき言葉と箇所を合わせて学ぶことができます。
複雑な状況を分かりやすく
「逆転裁判」ではこれが求められます。
「事件が起こった背景」
「動機」「殺害方法」「証言のウソ・綻び」
すべての要素が複雑に絡み合うからです。
このミッションを可能にしたのが
一人の天才・巧舟(たくみしゅう)さんでした。
(通称「タクシュー」)
巧さんの書く文章はとにかく分かりやすいです。
それでいて感情をゆさぶるチカラがあります。
犯人の執念と身勝手に「戦慄」を覚え、
依頼人の「無念」と「苦悩」に共感し、
それが全て「解決」した時に得られる深い「感動」……
これは、ちょっと他では経験できません。
20周以上はプレー
一番プレーしたのは2017年頃でした。
当時は報道ステーションをやめた後で
仕事がなくて、時間を持て余していたからです。
ジワジワと鬱に向かって気持ちが落ち込んでいく中
何度も何度もプレーしていました。
そんな不健康な状況でプレーしましたが、
文章のテンポと、分かりやすい表現は頭に叩き込まれました。
良い文章の第一歩は「いいお手本に触れる」
これがイチバンです。
しかも「お手本」が「楽しい」に越したことはありません。
そういう意味で「逆転裁判」は「教材」としては最高です。
たくさんシリーズが出ていますが
オススメは「逆転裁判1〜3」と「大逆転裁判」です。
これらはすべて巧さんが脚本を担当なさっています。
完成度は「大逆転裁判」がイチバン高く、
ぼくが20周以上したタイトルはこちらになります。
どこで手に入れる?
今だと、Nintendo SwitchでDL版を手に入れるのが
てっとり早そうです。
8月15日(2023年)まで50%OFFの2495円でした。
下手なライティング教材を買うぐらいなら
「大逆転裁判」を買って、
数周プレーする方が圧倒的にコスパが良いです。
▽任天堂HPはこちら。
※こちらは2023年8月15日までなら
お得に購入することができます。
▽Amazonの売り場はこちら。
※こちらは2023年8月15日より前に買うと
やや割高になりますのでご注意ください。
余談:宝塚でも上演
ついさっきネットで調べて知ったのですが
宝塚でも「大逆転裁判」の公演がありました。
宙組公演『大逆転裁判』-新・蘇る真実-』というタイトルで、
7月に大阪で8月に神奈川で公演があったようです。
(いずれも終了しています)
一体どんな感じだったのでしょうね。
原作のファンとしてはちょっと気になりました。
泣けたのか?迫力はあったのか?
もし見に行かれた方、
コメント欄で感想を教えてくださると嬉しいです。
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