ライティング

【ライティング】迷ったらルビを振ろう!

目安時間 3分

目次

「迷ったらルビを振れ」

これはぼくが放送作家だった頃、

よく先輩作家から言われたことです。

「これ、読めるかな〜」と一瞬でも頭をかすめたら
ルビを振ってしまいましょう。…ということです。

特に注意したいのは、人名と地名です。

 

例えば、ぼくのKindle本「やっぱり、落語って面白い!」

この本には、

落語を知らない人だと全くわからない落語家さんが
次々と登場します。

 

立川談志、立川談春、笑福亭仁智、柳家喬太郎、春風亭百栄、三遊亭兼好。

 

いかがでしょう?けっこう読めないですよね。
なので…。全員にルビをふりました。

 

立川談志(たてかわ だんし)

立川談春(たてかわ だんしゅん)

笑福亭仁智(しょうふくてい じんち)

柳家喬太郎(やなぎや きょうたろう)

春風亭百栄(しゅんぷうてい ももえ)

三遊亭兼好(さんゆうてい けんこう)

「読めない」って思っている以上にストレス

その人名が出てくるたびに、

頭の中で適当に読んで「記号」として処理する。
これを続けると、段々と本に集中できなくなります。

 

商業出版の本は、この辺りが細やかです。
登場人物の名前が少し特殊だった場合、人物紹介では必ずルビをふります。

その後も、毎回ルビをふるのもわずらわしいので
時々、忘れた頃にさりげなくふっています。

 

地名も同様です

知り合いのラジオディレクターから聞いた話です。

ある女性アナウンサーが、

千葉県の習志野(ならしの)を「しゅうしの」と読んで
しまったそうです。

 

ぼくは千葉県出身なのでサラッと読めますが
他県の人からすれば、わからないですよね(^_^;)

(千葉って結構読みづらい地名が多いです)

こういう場合、

やはり台本には「ならしの」とルビをふってあげるのが優しさなんです。

 

人名と地名は

よほど簡単なもの以外にはルビを振る。

おぼえておいてくださいませ。

読者にストレスなく本を読んでいただきましょう!

 

これはぼくのKindle本、

「ベストセラーを獲る!

 Kindle出版バイブル」から抜粋した内容です。

 

こんな内容が6万字を超えるボリュームで書かれています。

気になった方はどうぞ。

 

「ベストセラーを獲る!

 Kindle出版バイブル」

 

 

 

 

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ミツ

11年半『報道ステーション』を担当した元放送作家┃「書けない」を終わりにするKindle無料コンテンツ→ http://melzo.jp/mitsu01/┃映像が視える文章を伝授するメルマガは固定ポスト┃「の」と「に」を打ち間違える人┃おりたたみ自転車とアニメが好き┃大和出版から「ぼくが失敗から学んだネット副業術」出版

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