情報発信者と落語家は似ている
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【情報発信者と落語家は似ている】
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なんかおかしなことを言い始めたぞ……
そんな風に思われたかもしれませんね。
でも、ぼくはかなり大真面目にそう考えています。
ぼくたちは一人一人、落語家を目指すべきなのだ、と。
(ホントに目指すわけじゃないですよ)
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落語はみんな知っている演目をやる
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落語の演目は大きく2つあります。
「古典」 「新作」
意味はそのままです。
超ザックリご説明すると……
古典は昔からある噺(はなし)
新作は新しい噺(はなし)
たとえば、落語ファンでもなくとも
なんとなく筋ぐらいは知っている人が多い
人情噺の傑作「芝浜(しばはま)」
誰が演じようと大筋は変わりません。
最初の妻のセリフ
「ちょいとおまえさん、起きとくれよ」から〜
サゲの夫のセリフ(オチの一言)
「よそう、夢になるといけねえ」〜まで。
演じる場面の比重は変われど、 噺の流れは変わりません。
それでも落語ファン(ぼくも時々観に行きます)は
「あの人の芝浜が観たい」と言って、 わざわざ高座に足を運ぶのです。
※ちなみに落語は、
一部の例外をのぞいて事前に演目がわかりません。
芝浜はラストシーンが大みそかなので、
師走にかける噺家さんが多いです。
大事なのはここです。
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あの人の芝浜が観たい
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こんな時代です。
情報はどんどんコモディティ化(一般化)していきます。
昔と比べて、 情報自体の価値が落ちるスピードが速くなっています。
そんな時に読者にこんな風に思ってもらえると有利です。
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同じ情報だったら、あの人から聞きたい
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どうすればそう思ってもらえるのか。
優しい語り口なのか
わかりやすい文章なのか
時々、SNSで見せる素顔なのか
文章に時々にじむ茶目っ気なのか
読むと思わず目頭が熱くなる文章なのか
……なので、ぼくはTwitterという場を ざっくり
「大人の遊び場」だと思ってます。
まじめに情報発信する時もあれば、
しょうもないツイートだってします。
そうすることで、 一人でも多くの人に自分のキャラクターを 知って欲しいなあ、
という思いがあるからです。
そんな思いもあって、
いわゆるテンプレツイートはほとんど使いません(^_^;)
使いすぎると〝量産型〟になってしまうからです。
それはぼくの〝芸風〟ではないからです。
最後に、興味ないかもしれませんが
ぼくの好きな噺家さんを3人ほど……
▽柳家喬太郎(やなぎや きょうたろう)さん
▽春風亭百栄(しゅんぷうてい ももえ)さん
▽三遊亭兼好(さんゆうてい けんこう)さん
こんな長文を最後まで落伍(らくご)せずにお読みいただき
誠にありがとうございました。
※一応、落語という世界観を意識して
ツイートにもサゲ(オチ)をつけてみました(^◇^;)
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