【オススメ本】女子大生オナホを売る

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「女子大生オナホを売る」

 

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Kindle仲間のツイートを見て気になり

タイトルにもまんまと釣られて読みました。

 

本の帯にはこんな言葉が並んでいます。

 

副業、起業、新規事業……

ビジネス成功の秘訣が詰まった一冊！

女子大生オナホ 禁断のマーケティング術

 

思っていた以上に、ゴリゴリにマーケティングの本質がつまった本で、

下手なビジネス書を読むぐらいなら この本を読んだ方がいいです。

 

あらかじめお断りしておきますが、

魔法のようなやり方は書いてないです。

 

「そこまでやるか？」というレベルでリサーチを突き詰め

徹底的にリアルで会って話を聞いていきます。

軽いインタビューではなく〝根掘り葉掘り〟レベル。

 

そんな泥くさい聞き取りから得た答えを元に 自分の中で仮説を立て、

それをさらに取材にぶちこんで、 正解と思しき方向へ、商品を削り込んでいく。

 

まるで、 仏師が木から仏像をけずり出していくように。

 

言語化能力もおぞましいレベルで高いです。

よく聞く「お客さんの気持ちになる」という言い方を

 

「相手の世界観の没入する（本文より抜粋）」

と言い換えたり、

 

「面白い理由を集め続けると、

　人が面白いと思うような商品企画や 事業を作るための手札になります」

（本文より抜粋）

 

……という言葉も印象に残りました。

初版が2023年5月8日（月）で

2版がわずか２週間後の5月22日（月）になっていました。

 

売れる理由がよくわかります。

 

くりかえしますが、マーティングの本質。

人にモノを売るとはどういうことなのか？ ……が、ギッシリと詰まった本です。

 

それが今回、たまたま〝オナホ〟だったというだけ。

変な色眼鏡は外して、手に取って欲しい１冊です。

 

「女子大生オナホを売る」（神山理子著）

 

 

その他のオススメ本

【オススメ本】スタジオジブリ物語（集英社）鈴木敏夫（責任編集）

 

 

【オススメ本】非エリートの勝負学　マッコイ斉藤 著／（サンクチュアリ出版）

 

 

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